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2019.12.28インタビュー

鉄筋工をしていて難しい作業はどこ?気になる仕事内容や工程を解説!

こんにちは!東京都江戸川区、鉄筋工事を専門にビルやマンションの建築を行っている藤和工業です。

皆さんは鉄筋工と聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうか。「大変そう」「難しそう」といったイメージを持つ方もいるでしょう。そこで今回は、実際に鉄筋工をしている方の話を参考に、鉄筋工の仕事内容や仕事をする上で難しい作業について解説します。

また記事の後半では、安心して鉄筋工を続けられる弊社ならではのアピールポイントも紹介します。「鉄筋工ってどんな仕事?」と疑問を感じている方はもちろん、「鉄筋工をやる上で難しい作業を知りたい」「鉄筋工に興味がある」という方もぜひ参考にしていただけると幸いです。

 

 

鉄筋工ってどんな仕事?

鉄筋工とは、建築物(ビルやマンションなど)や建造物(トンネルや橋など)の骨組みとなる鉄筋を組み立てる職人のことです。組んだ鉄筋は完成した外観からは見えませんが、建物の強度を支える重要な仕事です。鉄筋工の仕事は、「設計図の作成→打ち合わせ→現場の段取りと材料の発注→施工」の順で行います。まずはCADを使って柱・壁・梁・床に「どんな材料でどのように組み立てるか」を算出し、図面に落とし込んでいきます。

設計図ができたら、職長(施工担当者)との打ち合わせです。現場の詳細や設計、注意事項について話し合うのはもちろん、情報に偏りが出ないよう日々の進捗共有も徹底します。

 

次に、図面をもとに必要な鉄筋の長さと太さを算出する「積算」を行い、鉄筋を発注します。鉄筋の長さや太さ、本数は現場によって異なり、建物の規模が大きいほど必要な数も多くなります。

必要な段取りが終わったら、いよいよ施工開始です。施工図に従って鉄筋を組み立てる「配筋」を行い、次に鉄筋をつなげる「篏合(かんごう)」作業に入ります。篏合の方法は数種類あり、最適な方法を選んで行うことが大切です。鉄筋は建物の要となる部分のため、やり方を間違えると強度が下がってしまうからです。

 

最後に「配筋検査」を行い、「施工図通りに組めているか」「地面と水平になっているか」「鉄筋の種類や太さ、間隔は正しいか」など詳しくチェックします。

鉄筋が美しく組み上がったら鉄筋工事は完了です!組み上がった鉄筋にコンクリートを流し込み、コンクリートが硬化したら「上棟」、さらに内装工事が入ったら「竣工」となります。

 

 

難しい作業はある?

職人の作業風景

鉄筋工の作業で難しい部分は、「図面を見て鉄筋を組むところ」と「予期せぬトラブルが起きやすいところ」です。

前述の通り鉄筋工は図面を見て鉄筋を組む「配筋」を行いますが、鉄筋の寸法が詳しく書いてあるわけではありません。「10mの鉄筋を使う」「短くする」などざっくり書かれていることが多く、現場と図面を見て数cm単位で長さを合わせる必要があります。

設計図通りに進めば良いですが、そうでないケースも多々あります。鉄筋は縦軸と横軸の「xy軸」におさめる必要がありますが、方向や順番によってはうまく組めないこともあります。このような場合図面を見て作業できる上級者であっても判断に悩むケースがあり、感覚でできるようになるには場数を踏むしかありません。

 

また、現場でトラブルが発生しやすいことも鉄筋工の難しい部分の一つです。図面と異なるメーカーや太さの鉄筋を運んでしまったり、鉄筋と鉄筋の間隔を保つように止める「幅止め」の鉄筋をミスしてしまったりなど、さまざまなトラブルが考えられます。

弊社ではこのような細かなミスを防ぐためにも、見回りや情報共有を徹底しています。

ここまで鉄筋工の難しい作業についてお話してきましたが、未経験者でも知識と経験を積めば問題なく対応可能です。

 

弊社では未経験者も積極的に採用しており、現場に出て少しずつ作業を覚えていってもらっています。チームワークで新人をフォローしていくので、未経験でも一人前の鉄筋工を目指すことができます。頑張り次第では数年後に職長になることも可能なので、「鉄筋工として安定して働きたい方」や「手に職が欲しい方」は是非藤和工業にご応募ください。

 

 

未経験の場合、特に難しいと感じる作業は?

作業する職人

未経験者が特に難しいと思うのは、「専門用語を覚える」「鉄筋の担ぎ方」「結束のやり方」「安全意識の共有」の4つです。

 

現場の指示をすぐ理解するためには、材料や道具といった専門用語を覚える必要があります。しかし鉄筋だけでも12種類ありそれぞれ名前や太さ、形が異なるため、すべてを覚えるのは簡単ではありません。中でも是非習得したいのが、鉄筋の見た目だけで太さの違いを判別できるようになること。特に3mm単位の細かい太さまで判別できるようになれば、現場で非常に役立ちます!

 

また、鉄筋は「支点を前にするか後ろにするか」など運び方のコツがあるため、慣れないうちは「担ぎ方が難しい」と感じる方が大半です。鉄筋の表面が荒く「肩に当たって痛い」と思う人も少なくありません。

 

鉄筋の結束も、未経験者が難しいと感じる作業の一つです。鉄筋は30本の束になっており1本を引き出す必要がありますが、手袋をつけた手で1本を引き抜いたり、針金を取ったりするのは簡単ではありません。

結束のコツは見て覚えるしかないため、弊社では先輩社員がやって見せて未経験者が学べる環境を整えています。一連の動きがスムーズにできるようになれば、結束をマスターしたといえるでしょう。

 

さらに、鉄筋工は高所で作業するため、安全意識の共有も難しいポイントです。未経験者の場合現場の危険な場所を見分けられないため、「このぐらいなら大丈夫だろう」と危ない隙間を跨いでしまうことが多々あります。甘く見ると大きな怪我につながるため、ヒューマンエラーはゼロにするのが必須です。

 

弊社では「ここでこれはしてはいけない」という安全対策を実践で行うため、未経験者でも安全に作業を進めることができます。

ここまでの話を読んで「未経験で鉄筋工をやるのは難しそう」と思った方もいるかもしれませんが、続けていれば未経験者でも一人前になれます。未経験者が一人前の鉄筋工になるためには、5年はひたすら鉄筋を組むことが大切です。現場で経験を積んだ後は図面を読む力をつけますが、図面をきちんと読めるようになるには5~6年はかかるのが一般的です。

 

鉄筋工は続けることが成長につながるだけでなく、「手に職を持てる」「定年がない」「給与が高い」などメリットの多い仕事です。

この世に新しい建物が建つ限り仕事がなくならないため、鉄筋工になれば一生食べていくことができます。特に弊社はマンションやビル施工がメインの鉄筋工事会社のため、通年で安定して稼ぐことが可能です。景気によって仕事が少なくなったとしても、弊社は積極的に仕事をとって安定した現場を確保したいと考えています。

 

高卒で就職した場合、ほかの職種に比べて年収が高いのも鉄筋工のメリットです。弊社の場合成長に応じて給料がアップするため、モチベーション高く仕事に取り組めるでしょう。定年がないため体力が続けば何歳になっても現場に出られますし、現場をリタイアしても進める道があります。このように鉄筋工はメリットが多いうえに社会の役に立つ仕事なので、「一生の仕事が欲しい方」や「やりがいのある仕事がしたい方」に是非オススメです。

 

 

どんな人が鉄筋工に向いているか

鉄筋工に向いている人の特徴としては、主に下記が挙げられます。

・手先が器用な人

・ものづくりが好きな人

・将棋のように先を読んで仕事ができる人

・コミュニケーションが得意な人

・根気強い人

・頭で計算するのが得意な人

 

鉄筋工は一から骨組みを組み立てるため、「手先が器用な人」や「ものづくりが好きな人」は特性を発揮できる仕事です。スムーズに鉄筋を取り付けるには頭の中で段取りを考える必要があるので、「将棋のように先を読んで仕事ができる人」も鉄筋工に向いています。

 

また、鉄筋工は現場で他職と関わる機会が多いため、「コミュニケーションが得意な人」も重宝される人材です。仕事には地道な作業も多く含まれるため、「根気強い人」も鉄筋工として活躍できるでしょう。意外に思うかもしれませんが、鉄筋工は現場ごとに必要な鉄筋を算出する必要があり、実は頭を使う仕事です。そのため「頭ですぐに計算ができる人」は鉄筋工になっても戦力として活躍できます。

 

上記の特徴に当てはまる方は多いと思いますが、「鉄筋工は難しそう」「メリットよりデメリットのほうが多そう」と感じる人もいるかもしれません。業界全体で働き方改革が進んでいますが、実際はまだまだ「きつい・汚い・危険」の3Kが当たり前にありますし、不安定な会社が多いのが現状です。しかし、鉄筋工はものづくりの楽しさを味わえるやりがいのある仕事です!鉄筋工の醍醐味を味わえるまでに5年はかかるのが一般的なので、未経験者の方は最低でも5年は働いて仕事の楽しさを感じてもらいたいと思います。

 

 

未経験でも安心して働ける環境で成長していきませんか?

 

 

 

未経験から一人前の鉄筋工を目指したい方は、安心できる環境の整った藤和工業で働いてみませんか?

弊社では人材教育に力を入れているため、未経験者でも着々とスキルアップできます。例えば、鉄筋工事で必要な鉄筋の長さや太さを拾い出すためのCADというPCソフト。弊社ではCAD検定の受験費用だけでなく勉強会や研修にかかる費用も手当として支給するため、モチベーション高く習得を目指せます。

残業がほぼなく、福利厚生が充実しているのも藤和工業ならではの強みです。一般的な鉄筋工事会社は現場が遠かったり残業が多かったりするところが多く、中には残業代が出ないため安定して働けないケースも少なくありません。

 

一方、藤和工業の勤務時間は8~17時が基本で残業は基本的になし。現場も東京都江戸川区の事務所から1時間以内がほとんどで、残業が発生した場合も給与がきちんと割増になります(全額支給残業25%、休日35%増)。鉄筋工は体力が資本なので、社員にはプライベートの時間を大切にして万全な体調で現場に臨んでもらいたいと考えているからです。

そのため、弊社は福利厚生を充実させており、有給消化率はなんと90%に達します。有給は入社半年後から10日間付与され、賞与は年2回、随時昇給も査定しています。

 

ほかにも資格取得手当や家族手当(既婚者)、拾い出し手当(積算)などもあるため、状況に応じて給与アップが見込めます。

「未経験者でも初年度年収345万円」「試用期間中も条件が変わらない」というのも、藤和工業ならではの魅力です。高卒1年目の平均年収が164万円なので、同世代に比べて稼げるといえるでしょう(※平成29年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況1学歴別にみた初任給より)。

 

さらに、藤和工業には社員一人ひとりを信じる環境が整っているので、未経験者でもやる気があれば新しいことにチャレンジできます!

弊社は職場の風通しが良く、コミュニケーションが活発なのが特徴です。ベテランも若手も一丸となって作業するため、分からないことがあればすぐに質問できます。先輩が若手をフローする体制が整っているので、切磋琢磨してスキルアップしたい方にピッタリといえるでしょう。

鉄筋工は決して楽な仕事はいえませんが、社会の役に立つやりがいの多い仕事です。弊社では未経験からチャレンジしたい方を全力で応援したいと考えているので、手に職が欲しい方はこちらからお問い合わせください。

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