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2020.03.16作業事例

鉄筋工の底力。東京江戸川区、鉄筋工事会社の施工実績

東京都江戸川区、鉄筋工事を専門にビルやマンションの建築を行っている藤和工業です。

本日はこれまで藤和工業が手がけてきた建造物の施工実績についてお話をします。

 

国立の図書館は使用する鉄筋が複雑だった。

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数年前になりますが、有名建築家の方が手がけた国立図書館の鉄筋部分の施工を担当しました。この現場はかなり大変だったので印象に残っています。

鉄筋工の仕事には、拾い出しという施工図を描いて必要となる鉄筋の寸法、形状、本数を計算する作業があります。この現場では、拾い出しという作業からかなりの時間を要しました。従来、藤和工業が担当しているマンションなどは基本的にまっすぐの鉄筋を使用します。

しかし、この建造物で必要となる鉄筋は角度がついていたり、斜めになっていたりと、計算も大変でしたし、それだけ材料も増えていきます。最終的に、通常のマンション工事とは比にならない数の鉄筋が必要になりました。

 

また、材料が増えると、現場の鉄筋工の職人が混乱してしまうので、そこにも細心の注意を払いました。材料を小分けにしたり、鉄筋工の職人が理解できるように口すっぱく注意したり、能率良くやるのは本当に難しい作業でした。

苦労も絶えない現場でしたが、全員でやりきった時の達成感は何物にも代え難い、素晴らしいものでした。

 

首都圏の大型電機店。オープンまでに工期の遅れを取り戻せるか?!

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通常、マンションの建設はコンクリートの塊を作って、それから内装工事に取り掛かります。ですので、我々のような基礎部分を作る時点での多少の工期の遅れは、後からなんとか帳尻を合わせられる可能性があります。

しかし、店舗となると工期が短く設定されていることが多く、コンクリートの塊を作りながら同時進行で内装を行う必要が出てきます。

 

以前施工を担当した大型電機店では、我々鉄筋工が現場に入る時点ですでに工期が大幅に遅延していました。鉄筋工の前に他の業種の方々が地下を掘る工事をしていたのですが、そこで水が湧いたりとトラブルが多く発生し、我々の仕事ができない状況が続いていたのです。

しかし企業はCMを打ってオープンの日にちを大々的に広告しています。

 

工期は完全に間に合わない状況の中だったので、本当にものすごいプレッシャーを感じました。

最終的に、協力会社さんに手助けいただくなど、人員をかなり増やしての工事となりました。なんとか頑張って無事にオープンには間に合いましたが、あの現場は過去の施工実績からしても本当に達成感ある現場の一つです。

 

東京都内のオシャレなマンションも鉄筋が複雑で大変!

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東京都内ではマンションの工事が増えていますが、特に複雑な作業が必要となるのは外観のデザインにこだわっている、都心部のおしゃれなマンションです。代官山や目黒などのマンションに施工実績がありますが、どれも複雑なデザインのものばかりでした。

先ほども述べたとおり、通常のマンションではまっすぐで真四角な鉄筋を使用します。しかし、そういったデザイン面をウリにしているマンションでは、平面的に横から見ても角度がついていたりするので、鉄筋を変形させたり、色々と下準備が必要になります。

 

だいたいこの時点で拾い出しにかなりの時間がかかります。そして、拾い出しが大変と言うことは、現場での作業も複雑なものになるということです。

また現場では資材を好き勝手に持ち出すと収拾がつかなくなってしまいます。材料が増えれば増えるほど、どんどん混乱します。そうならないように、我々は拾い出しで作成した鉄筋の図面を現場の鉄筋工に渡して情報共有を徹底的に行なっています。

 

鉄筋は種類が多くなればなるほど組み方も難しくなるので、こういったことは徹底的に周知させる必要があるのです。複雑になればなるほど現場の鉄筋工も自分の仕事をイメージできないというケースが増えます。言葉や図面だけでは理解できないこともあります。

そこはどうしても経験がものをいうので、そういった場合は上司や先輩が現場に頻繁に足を運び、アドバイスをするように心がけています。

 

これまでかなり複雑な施工の依頼を藤和工業は受けてきました。そして、どの現場であろうと、トラブルが起きないように細心の注意を払い、丁寧かつ迅速な仕事を心がけています。

もし、東京都内で鉄筋工の仕事を依頼したい、という企業様はぜひ弊社にご連絡を頂けますと幸いです。