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2020.01.28コラム

鉄筋工事未経験の方が最初に行う仕事とは?作業と用具をご紹介!

鉄筋工の求人 鉄筋工の将来性

東京都江戸川区を中心に鉄筋工事一式を承る藤和工業株式会社です!

弊社はいま、経験者、未経験者問わず新しい戦力を幅広く募集しております。

とはいえ、経験者ならまだしも未経験者が建設業に挑戦するのは、ハードルが高く二の足を踏んでしまうのではないでしょうか?

建設業と一括りと語られますが、具体的な仕事内容は様々です。
鉄筋工事会社の藤和工業では、一体どんな仕事をするのでしょうか。

今回は、未経験の人が最初にする仕事から、仕事で使う用具まで詳しくご説明します。

 

鉄筋工の仕事とは?

鉄筋工とは、ビル・マンション・高速道路・トンネルなどの骨組みの鉄筋を組む仕事です。消費者と直接関わる機会がないので、仕事をイメージするのが難しい方もいるでしょう。また、慣れるまでに身につけることが多く、楽しいと思えるまでに時間がかかるのも珍しくありません。しかし、有名な建造物やインフラの基礎づくりに携わり、人々の生活を支えられる点で、やりがいや喜びを感じられます。

 

一人前になるまでのステップ

鉄筋工は簡単な仕事ではないので、一人前になるにはスキルと知識が必要です。ここでは、藤和工業で未経験者が一人前になるまでのステップを見ていきましょう。

 

結束を学ぶ

入社~約3カ月間は、「結束」を覚えていきます。結束とは、構造計算をもとに作られた設計書通りに、鉄筋と鉄筋とを「結束線」とよばれる針金のような線で固定する作業のこと。結束は鉄筋を組む最初の作業で、結束ができなければ作業を進めることはできません。

結束線を固定する際は、「ハッカー」という鉄筋用の専門道具を使って縛っていきます。「縛るだけだから簡単」と思う人が多いですが、ハッカーは使いこなすのが難しい道具です。手首だけ回すとうまくいくのですが、肘も一緒に回して「うまく回らない」と苦戦する人が多いです。

ハッカーの結び方には「片だすき」「両だすき」といった種類があり、「キャップタイが90度のときは両だすきが良い」など適切な方法で固定する必要もあります。弊社ではハッカーの使い方を丁寧に教えるので、未経験者の人でも着々と結束を覚えることができます。

 

道具と鉄筋の特徴を覚える

最初の3カ月は結束作業に並行して、鉄筋や道具の名前を覚えてもらったり、指定した鉄筋を持ってきてもらったりもしています。現場では「D13の5mを10本持ってきて」など専門用語を交えて指示されることが多いです。指示された鉄筋を素早く選ぶためには、鉄筋の太さや形状を覚えて見た目だけで判別できるようになるのが重要です。

鉄筋は太さによって12種類に分けられ、それぞれ名前が異なるうえに加工形状によっても変わります。「大変そう」と思うかもしれませんが、繰り返すうちに覚えるものです。最初は名前と鉄筋の太さを照らし合わせて確認していたものが、慣れていけば多くの人が感覚のみで選べるようになります。「目で見て何ミリか確認できる」「手で掴んだときに何本か瞬時に分かる」ようになれば、スピーディーな対応ができるようになるでしょう。

なお、鉄筋だけでなく結束線も長さや太さ、形状などがさまざまです。現場で困らないためにも、最初の3カ月で道具の名前や使い方を覚え、基本的な知識と技術を習得することが大切です。

 

配筋作業

入社後3カ月経ったら、弊社では配筋作業を教えています。配筋作業とは、実際に鉄筋を組んでいく作業のこと。鉄筋を組めるようになるまでにかかる期間は、個人差もありますが5~10年ほどです。鉄筋を組めるようになれば、一人前として現場を任せてもらえるようになります。

ここまでのステップを見ると難しく思うかもしれませんが、弊社では先輩スタッフをつけてマンツーマンで仕事をするので安心してください。そもそも、鉄筋工事はチームでやる仕事なので、一人で作業することはありません。弊社は20~30代の若手が中心で、新人をサポートする風土が根付いています。質問されれば誰でも答えてくれるので、仕事で分からないことは積極的に聞いて成長してほしいと思います。

仕事について正直な話をすると、弊社の案件の多くは高い技術力が求められるため、一人前の鉄筋工でも「難しい」と感じる現場がほとんどです。しかし、未経験で入社した社員でも、今では難易度の高い現場でしっかり仕事に取り組んでくれています。なぜかというと、藤和工業には手厚い教育体制があり、成長意欲のある人を支える環境が整っているからです。

やる気次第で成長できるので、「技術力をつけたい人」や「やりがい・達成感のある仕事がしたい人」は、是非とも弊社に挑戦してほしいと思います。

 

鉄筋工未経験者が最初に手にする道具

鉄筋工の仕事には、結束線・ハッカー・折尺など、欠かせない道具がいくつもあります。ここからは、ハッカーとその他の道具の特徴や使い方をチェックしていきましょう。

 

「結束線」と「ハッカー」を用いて鉄筋同士を固定する

前述の通り、弊社がまず初めにお願いする作業が「結束」です。結束線とハッカーを使って鉄筋と鉄筋を縛っていきます。

画像の先端が曲がった道具がハッカーです。

曲がった部分を結束線に引っ掻けて、手首を回すように固定していくのですが、なかなかコツがいる作業で簡単ではありません。慣れていないと肘で無理やり回そうとしたり、締め付けの加減が分からず結束線を捩じ切ってしまったりすることも少なくありません。結束に不備があると鉄筋同士がズレて後の作業に支障が出てしまうので、弊社では習得するまで丁寧に教えていきます。

このカッターは「番線カッター」と呼ばれています。結束線より太い針金である「番線」を切るときに使う道具です。鉄筋は番線で梱包されて現場に運び込まれることが多く、使用頻度が高いので鉄筋工にとって必須の道具といえます。

 

物を計測する「スケール」と「折尺」

設計図通りに鉄筋を結び組み立てていく上で、何よりも大切なことは”正確性”です。そのためには、物の長さを正確に測ることが大切なのですが、そこで用いられるのが「スケール」と「折尺」です。

「スケール」は、お家にもあるメジャーと同じ使い方をすると考えていただいて構いません。比較的長いものを測る時に使います。

一方、「折尺」は数mm単位の小さなものを測る時に必要とします。

常に碁盤の目のように綺麗に鉄筋を結束する上で正確な計測は大前提、測ったあと「ペイントマーカー」で印をつけることも覚えておきましょう。

 

「磁石」はいつ使う?

さて、上の用具を覚えることで最低限の「結束」は出来る様になりますが、仕事はそれだけでは終わりません。自分たちが仕事を終えた後、次の作業を待つ人たちが気持ちよく仕事が出来る様に片付けを行うことも、仕事の一環です。「磁石」は番線の切れ端など、手を入れる隙間のない部分に差し込むことで、細かい金属製の物を拾いあげる時に用います。作業中であっても使うことが多いので覚えておきましょう。

 

会社の将来性は?

藤和工業は、年間を通じて安定して現場に入れるので、給与面の心配はありません。社員は、多くの建設業の職人と同じく、日給月給制で働いています。日給月給制とは、日給×勤務日数で計算される給与のこと。よって、天候が悪く仕事がなくなった日は、日給が入らないので、給料が減ることが懸念されます。

そこで、弊社は仕事量・給料への影響が少ない環境を整えています。社長が鉄筋工事業界に幅広いネットワークを持っているおかげで、自社の現場がなくても、他社で職人を探している現場を探して応援に行かせてくれるためです。

安定した収入に加え、有給休暇取得率90%、残業ほぼナシ、現場は東京・葛西の事務所から1時間以内の距離などの点でも、長く働きやすいでしょう。

体調・体力面で現場での仕事が難しくなっても仕事を続けられるよう、CADソフトを使って、図面から鉄筋の太さ・長さを割り出すスキルのような、現場作業以外の力を身につける機会もあります。

キャリアアップのチャンスがあるので、安定して長く働きたい方は藤和工業に是非ご応募ください。

 

藤和工業株式会社では、未経験の方の熱い応募をお待ちしております!

いかがでしたでしょうか?
今回の記事が少しでもあなたの「最初の一歩」の手助けになれば幸いです。しかしながら、記事を読んだだけでは実際の会社の空気感や、現場で働いているスタッフの人柄まで掴めるわけではありませんよね。

弊社は希望される方に対し、オフィス/現場への職場見学を随時募集しております。職場見学の際には、オフィスと現場の様子を確認いただけるだけではなく、社員や道具の紹介をいたしますので、事前に現場や一緒に仕事をする人への理解が深まるでしょう。今回ご紹介した「鉄筋の結束作業」も、入社前より体験いただけますので、ふるってご応募下さい。

それでは最後になりましたが、入社を希望される方に対し、僭越ながら「心構え」をお伝えして記事を終わろうと思います。

建設業は、時に体力も必要としますし、
他の職業同様、「楽をして稼げる」訳ではありません。

しかしながら「しっかり稼ぎたい」希望には応えられる職業でもあります。特に弊社は未経験者の試用期間中であっても条件は変わりません!

将来手に職を持ちたい方、目標を持ってチャレンジ出来る方を弊社は全力で応援します。何か分からないことがあったら「分からないこと」から一緒に解決していきましょう。

あなたの熱い応募をお待ちしております!

 

仕事体験会始めました!

鉄筋工の仕事が自分に向いているのか。どんなことをするのか実際に見てみたい。そう思っている方もいらっしゃるのではないか?また、弊社としても鉄筋工の仕事についてもっと知っていただきたい。

そこで、藤和工業では【仕事体験会】を始めました。

現場で実際に仕事を体験するのは危険が伴うため行うことはできませんが、少しでも実際の仕事に近い体験をしていただくことで、鉄筋工の魅力について感じていただければと思っております。

 

実施内容(一部変更になる可能性もございます)

・結束作業の体験

・実際に現場で使っている鉄筋の材料、道具に触れてみる

・社長や先輩社員へ仕事について質問

 

詳細など気になる方は、お問い合わせまたはLINEからご連絡下さい!