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2020.02.04コラム

鉄筋工に就職したいとお考えの方に知っておいてほしい、建設業界のこと。

東京都江戸川区、鉄筋工事を専門にビルやマンションの建築を行っている藤和工業です。

今回は「鉄筋工に就職したい方」や「鉄筋工に転職したい方」に向けて、今知っておきたい建設業界のことについて解説します。企業選びの際の注意点もお話しするので、是非参考にしてください。

 

 

まずは建設業界の構造について知ろう

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建設業界はピラミッド構造になっており、「発注元>元請け>一次請け>二次請け」の順で仕事が割り振られていきます。

発注元となるのは、国や地方公共団体、土地を開発するデベロッパーなどの民間企業です。これらの発注元が土木工事や建築工事の施工をゼネコンに依頼し、ゼネコンが専門工事をサブコンに発注します。

 

大雑把にいうとゼネコンとは設計や施工、研究を行う総合建設業者のことで、サブコンとは建物の中の電気や空調、衛生設備などの専門工事を行う業者のことです。

工事を請けたゼネコンがコンクリートはA社に、内装はB社に、鉄筋はC社というように仕事を割り振っていくのです。

ゼネコンから請けた工事の一部をサブコンが下請け会社に発注し、下請け会社がさらに下請け会社に発注する、という風に仕事が流れていきます。

仕事の流れでよく使われるのが「元請け」「下請け」「外注」といった言葉ですが、混同する方が多いものです。

 

「元請け」は発注元から仕事を請け負う企業のことで、ピラミッドの頂点に位置するゼネコンを指します。元請けから工事を発注された企業を「下請け」と呼び、中でも最初に工事を受注した企業を「一次下請け」と呼びます。一次下請けがさらに発注すれば二次下請け、三次下請けと下請けが増えていく構造です。

このとき「元請け→一次請け→二次請け」と他社に工事の一部を依頼しているため、下請けに「外注」していることになります。

 

外注先のことを下請けと呼ぶこともありますが、厳密にいうと法律上では一定の資本金を有する企業のみが「下請け事業者」に定義されます。一方、外注は一般用語のため、資本金の額は関係ありません。

 

藤和工業の話をすると、ピラミッド構造の中の二次下請けに位置します。一次下請けは仕事を依頼してから工事で必要となる材料を準備するところが多く、施工部門を持っているところは少数です。そのため「鉄筋の材料を用意したので施工をお願いします」と一次請けから依頼を請け、鉄筋工事を請け負うことが大半です。

 

 

就職しようとしている企業のポジションは把握しましょう

これから鉄筋工事会社にしようと考えている方は、「ピラミッド構造のどこに位置するか」に注目して企業を選びましょう。前述の通り建設業界は「元請け→一次請け→二次請け→三次請け」と仕事が流れていくため、下に行くほど仕事内容が大きく変化していきます。

 

簡単に説明すると、数が進むほど必要とされるのは頭ではなく技術。手に職が求められます。また会社規模がどんどん小さくなっていくため、その分人手不足やワンマン経営など問題が出てくるケースが少なくありません。

三次、四次と数が進むほど苦労が多い恐れがあるので、企業選びの際は注意が必要です。何次請けかは面接や企業の説明会などで質問できるので、就職後に困らないためにも是非聞いておきましょう。

 

 

実は働きやすい?就業時間はほぼ固定です

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鉄筋工は重労働なイメージがありますが、実は就業時間がしっかり決まった働きやすい仕事です。

休憩時間を含めた就業時間は、8~17時が一般的。就業時間を5分過ぎただけでも工事現場がちょっとした騒ぎになるほどで、中には17時以降は残業扱いになり残業代を支給するところも少なくありません。

なぜ就業時間が固定されているかというと、職人の安全面への考慮だけでなく近隣住民への配慮もあります。工事はどうしても大きな音が出るため、騒音トラブルを防ぐためにもきちんと就業時間を決めているのです。

弊社には結婚して家族のいる社員が多いですが、家族との時間をしっかり確保できるのも鉄筋工ならではの強みだと考えています。仕事とプライベートを両立したい方にとっては、建設業および鉄筋工に就職するメリットは大きいといえるでしょう。

 

 

女性でも働ける環境?

男性が多い鉄筋工ですが、中には女性に配慮した職場もあるため女性も鉄筋工として働くことができます。大手ゼネコンの工事現場などでは、女性用の休憩所やトイレを完備しているところも少なくありません。藤和工業ではまだ採用実績がありませんが、現場で女性の鉄筋工を見かけることがごくたまにあります。

鉄筋を取り扱う仕事のためまだまだ数が少ないですが、業界全体で環境が整備されれば今後も女性鉄筋工が増えていくでしょう。

 

 

藤和工業は働きやすい環境で技術力を磨いていけます

鉄筋工に就職したい方は、働きやすい環境が整った藤和工業で技術を磨いてみませんか?

弊社は人材育成に力を入れており、先輩が後輩をフォローする体制が整っています。ベテランと若手がチームワークで作業に取り組むので、分からないことはどんどん質問して成長できる環境です。資格取得も全面バックアップしており、受験費用を自己負担する必要がありません。勉強会や研修にかかる費用も手当として支給されるので、やりがいを持ってスキルアップを目指せるでしょう。

 

また藤和工業は基本的に残業がなく、福利厚生が充実しているのが魅力です。

弊社の勤務時間は8~17時で、万が一残業が発生した場合は給与がきちんと割増になります(全額支給残業25%、休日35%増)。現場は東京都江戸川区の事務所から1時間以内の場所がほとんどなので、移動だけで疲れるという心配もありません。

 

福利厚生の話をすると、社会保険完備、定期健康診断はもちろん、有給休暇もあります。入社後半年で10日間付与され、有給取得率はなんと90%以上!鉄筋工は体力を使う仕事なので、社員にはプライベートを大切にしてストレスを溜め込まないでほしいと思っています。

これらに加えて年に2回の賞与、資格手当、家族手当(既婚)、拾い出し(図面をもとにCADを使って現場で使う鉄筋の長さや太さを拾い出す作業)手当などがあり、随時昇給も査定しています。働きぶりによって昇給のチャンスがあるので、モチベーション高く仕事に邁進できるのではないでしょうか。

未経験でも初年度の年収345万円というのも藤和工業ならではの強みです。試用期間でも条件は変わらないので、未経験者の方も安心して飛び込んできてほしいです。

 

さらに藤和工業には社員が挑戦できる環境が整っており、やる気があれば未経験者でもさまざまなことにチャレンジできます!経験を積めばCADを使って拾い出しをしたり、職長として現場を引っ張ったりすることも夢ではありません。

 

このように藤和工業には働きやすい環境が整っているため、経験者も未経験者も安心して一人前の鉄筋工を目指せます。経験の有無は問わないので、「鉄筋工に就職したい方」「手に職をつけたい方」は是非藤和工業にご応募ください。皆様のご応募・お問い合わせを社員一同お待ちしています!

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